森のようちえんピッコロ・中島先生の講演会に行ってきました!
2017年02月13日
週末は、森のようちえんピッコロ(山梨県)の代表を務める中島久美子先生の講演を聞きに、1泊2日で京都へ。
以前、ピッコロの保育について書かれた本を読んだときに「とても強いプロ意識を持った保育者の集団だなぁ」という印象を持ち、一度お話を聞いてみたいと思っていたのです。
中島先生の講演のタイトルは、「子どもを信じて待つ日々で見えてきたこと」。
2016年に10周年を迎えたピッコロの現場で起こった数々のエピソードを紹介しながら、保育者の関わり方で気を付けていることなどを丁寧にお話していただきました。
驚いたのは、保育の現場で子どもたちが発したという言葉の数々。
一つ一つ紹介はできませんが、子どもたちは大人の想像よりもはるかによく物を見て、考え、自分の意見を持っている存在だということを感じさせるものばかりでした。
(森のようちえんピッコロの子どもたちの様子が紹介されている書籍はこちら。興味を持った人はぜひ読んでみてください!)
中島先生の語り口からも、子どもを未熟な存在ではなく1人の人間として向き合っている様子がよく伝わってきて、これからのノヤマの活動でもこういう意識で子どもと関わっていきたいと思いました。
なお、今回の講演会の主催者は、京都・滋賀で森のようちえん活動をしている団体のみなさま。
滋賀では、4つの森のようちえんがつくるネットワーク組織も立ち上がったりしていて、かなり森のようちえんが盛り上がっているようです。
僕たちも、地道に活動を続けていくだけでなく、愛媛県内で似たような活動をしている他の団体さんと連携した活動も必要かも…などと考えながら帰ってきました。